ダンスの種類
社交ダンスとは
ballroom dance

社交ダンスは英語でボールルームダンスと言います。ちなみにボールルーム(ballroom)とは舞踏室という意味があります。つまり、ボールルームダンスとは舞踏室で踊るダンス、そしてカップルで踊るダンスであるということです。ボールルームダンスは大きく分けて「スタンダード」「ラテンアメリカン」の2種類があります。

standard〜スタンダード〜

スタンダードはボールルームとも呼ばれます。服装は競技会などの公の場では主に正装で踊ります。男性は燕尾服、女性はロングドレスで踊ることが多いです。パーティーなどの場では男性はワイシャツ&ネクタイにベスト、タキシードなどで踊り、女性はワンピースやイブニングなどで踊ります。 スタンダード種目の場合は、カップルは下の写真のようにホールドして踊ります。

スタンダード種目は、次の5種目です。日本の競技会では、この順番で踊ります。

1.Waltz

スローワルツとも言われ3拍子のゆっくりとしたリズムに合わせて大きく優雅に回転しながら踊ります。特徴は、大きなスイング(揺れ)とライズ・アンド・フォール(上下運動)です。速さは、一分間に約29小節位です。ダンスの種類の中のスタンダード種目でも一番人気の種目ですね。

2.Tango

タンゴは、アルゼンチンのブエノスアイレスが発祥の地です。ヨーロッパに渡りコンチネンタルタンゴはダンス曲としても取り入れられ社交ダンスのタンゴとなりました。力強いスピード感とスタッカートの歯切れのよいキレが特徴です。速さは一分間に約32小節位です。

3.Vienese Waltz

ヴェニーズワルツ(ウインナーワルツ)は、3拍子でワルツと同じですがワルツより早いテンポです。ダンスの種類の中でも最も古いダンスです。クルクルと回転しながらフロアを舞うヴェニーズワルツは華麗で美しいダンスです。

4.Slow Foxtrot

スローフォックストロットは、ゆっくりとしたやわらかい動き、そしてボディ・スイングから生まれる流れるようなムーブメントが特徴です。最もイギリスらしいダンスですね。また、ゆったりとした動きでごまかしがきかないので、難しいと感じる人が多いです。

5.Quick step

クイックステップは、楽しく軽快なステップで跳んだり跳ねたり走ったりする楽しいダンスです。 スタンダードの中では最も陽気でハッピーな種目です。 映画「Shall we ダンス?」「王様と私」の曲Shall We Danceがクイックステップを踊ることができます。速さは一分間に約50小節位です。

Latin American〜ラテンアメリカン〜

ラテンアメリカン種目の場合は、カップルは向かい合ってホールドしたり、あるいは離れたりと様々な変化をしながら踊ります。 通常ラテンと呼び、リズミカルな音楽に合わせて踊ります。 愛を表現したり、闘牛士になったり、種目により様々な踊り方を楽しむことが出来ますが、運動量が多く体全体を動かすので、競技会では若い方が多い傾向にあります。

ラテンアメリカンは次の5種目です。競技会ではこの順番で踊ります。

1.ChaChaCha

チャチャチャはキューバから生まれた音楽で、ステップや基本的なことはルンバと同じですが、ルンバが4拍子で3歩のステップに対してチャチャチャは4拍子で5歩と歩数が多い分テンポも速い踊りとなっています。リズミカルな音楽に合わせて、歯切れよく軽快に踊るこのダンスはルンバとはまた違った楽しさがあります。

2.Samba

サンバといえばすぐに思い浮かぶのがリオのカーニバル。しかしこれは社交ダンスの種目とは違ったものになります。そのルーツはアフリカからやってきた黒人の労働者が打楽器を打ち鳴らしながら輪になって踊ったのが始まりとされています。この本場のサンバがヨーロッパに渡って競技風にアレンジされたのが現在の社交ダンスのサンバです。「1a2,1a2」のタイミングでバウンスアクションと呼ばれる膝の屈伸運動を利用した、弾むような動きが特徴的な明るくハッピーなダンスです。

3.Rumba

南米キューバで生まれた民族舞踊です。男女の恋愛を表現するルンバは、ソフトで哀愁に満ちた音楽に柔らかいヒップムーブメント、そしてクラシックバレエを思わせるようなしなやかな手の動き、などがとても魅力的で人気のあるラテン種目の一つです。

4.Paso Doble

パソドブレはスペインで生まれました。闘牛場において闘牛とマタドール(闘牛士)が入場する時に奏でられる勇壮な楽曲の総称として名づけられたのが始まりです。そこで音楽名だった「パソ・ドブレ」がダンスの名前として定着しました。ラテンアメリカンの他の種目は女性が主役なのに対してパソドブレは男性が主役として踊ります。力強く勇ましい動きが特徴のダンスです。

5.Jive

ジャイブは発祥地アメリカから英国に渡ったジルバが歩数やリズムを改良されてジャイブと名付けられました。軽快に飛んだり跳ねたりするイメージですが振り子運動を利用してジャイブ特有のヒップスイングを伴いながら「QQ QaQ QaQ」とジャイブシャッセを使用して踊ります。音楽はジルバと同じロック系またはスイング系の音楽で第2拍目と第4拍目にパーカッシブアクセントがあります。

社交ダンスの競技会で使うもの
What to use

社交ダンスの競技会に出るにあたって、次の4つは買い揃えておきましょう。

costume衣装

まだ下のクラスのうちは「平服」と言って男性はワイシャツ&ベスト、女性はストーンや飾りのついていないシンプルな服装で踊ります。上のクラスになると「正装」と言ってスタンダードの場合、男性は燕尾服、女性はドレスです。ラテンアメリカンの場合は、男女ともにラテンのドレスになります。これらは中古で買ったり、オーダーメードで作ることもできます。

shoes

スタンダードは男性がエナメルでヒールの高さが2.5㎝位、女性はスタンダードシューズ・ヒール高は5㎝〜7㎝が一般的です。ラテンアメリカンは革製の柔らかめのシューズが使われます。競技会会場が体育館などの場合女性のヒールにはヒールカバーが必要な場合が多いです。シューズにはシューズブラシ、滑り止めスプレーなどあると便利です。

Makeupメイク道具

男性のメイクのファンデーションは、ラテンに比べ薄目です。女性のファンデーションは、男性より濃目です。フロアーに映える様、目元は濃くアイラッシュはボリュームの有る物のを選びましょう。

Hairヘア

男性はサイド、襟足は短く刈り上げて(出来ればカラーにかからないぐらい)髪1本も揺れないようジェル、ハードスプレーで固めます。女性は、後ろにシニヨン、男性と同様にハードスプレーで固めます。

先ずは競技会を目指してみよう!!
competition

社交ダンスの各種目について簡単に説明致しました。競技会ではレベル毎に3級から1級、F級からA級とクラス分けされておりますのでご自分のレベルの中で楽しんで踊ることができます。レベル、体力、踊れる場所は様々です。レッスンを受けたり、練習を重ねれば必ず上達できます。カップルの方、またはご夫婦での共通の趣味に競技会という選択肢はいかがでしょうか?